エクセルで四則計算(足す、引く、かける、割る)
EXCEL(エクセル)で四則計算をするには次の記号を使います。
算数記号 | エクセルの場合 | |
足す | + | + |
引く | – | – |
かける | × | *(アスタリスク) |
割る | ÷ | /(スラッシュ) |
計算式に含まれる「B3」や「C3」は直接キーボードから入力してもいいですが、
最初に「=」を入力することで、EXCEL(エクセル)はここは計算のセルと
認識してくれるので、計算に必要なセル(参照先)をクリックするとそのセル番地が
計算式に反映されます。
下の図のA001の人の支払金額を出す場合を例とすると
- まず答えを出したいセル(D3)をクリックしてアクティブセルにする
- キーボードから「=」を入力する
- セルB3をクリックする
- キーボードから「-」を入力する
- セルC3をクリックする
- 「ENTER」キーを押して確定させる
D3に計算結果が表示されます。
オートフィルで計算式をコピー
4行目、5行目にも同じくBからCを引く計算式を入力しますが、
数が多いと大変です。
この時に計算式をコピーすると効率よく作業できます。
計算式をコピーするには「オートフィル」が便利です。
セルD3をクリックし、セルの右下にマウスを合わせると黒い十字の印になるので
そのまま下にドラッグすると計算式がコピーされます。
計算式が設定されたセルを下方向にコピーすると
=B3*C3が=B4*C4という具合に
参照先の行も下方向にかわってコピーしてくれます。
正確に入力したのに結果が#NAME?という表示が出てしまう
この場合、日本語入力がオンのまま計算式を入力したのが原因です。
日本語入力がオンになったまま(-)を入力すると 四則記号の(-)マイナスではなく長音(ー)とみなされてしまうのです。
数式バーに表示されている計算式を確認すると
=B3-+C3
となっています。入力した(-)は引き算の(-)ではなく 文字の長音(伸ばす記号)と
みなされてしまい、演算記号が未入力とされて勝手に(+)が付加され、その結果きちんとした
答えが表示されない状態になってしまったのです
- EXCEL(エクセル)で計算式を入力するときは日本語入力をオフにする
(計算で使う記号は半角で入力)
特に文字と数字が混在した表を作成していると
つい日本語オン・オフの切り替えを忘れてしまうことがあるので注意しましょう。
もしこのエラーが表示されたら、日本語入力をオフにして計算式を入れなおすと
きちんと結果が表示されます。
※ 引き算以外は日本語入力がオンのままでもエラーにならなかったりしますが、
関数の引数の入力とかもオンのままだとうまくいかない場合がるので
計算は日本語入力オフで!を守るようにすると失敗を防げます。